フランクミュラーの時計が似合うダンディズム。
フランク・ミュラーは、スイス・ヌーシャテル州生まれの時計技師(1958年7月11日生まれ)です。かの有名な「ブレゲの再来」とも称される天才時計技師で、複雑な機械式時計を製作、販売していることでも有名です。彼の時計の持つ概観には、トノー型(樽型)のものが多いことが特徴です。1992年に、宝飾細工師「ヴァルタン・シルマケス」と共同で、時計会社「フランク・ミュラー・ウォッチランド」を設立し、自らの名を冠したブランドで時計を製造・販売するようになりました。
フランク・ミュラーの持つ時計への考え方は実にシンプルです。時間は人間が作った概念であることから、時計を作るに当たって、時間というものを視覚で判断でき、理解でき、そして不思議に思ってもらう、そういう時計を作るということです。例えば「クレイジー・アワーズ」という時計のシリーズでは、文字盤は12から1、2、3と、本来の時計にあるような規則的な並びを持っていません。昔は、昼の12時になれば皆昼食を食べたでしょうが、時代は変わり、現代では個人によって大きな差があります。時代が変わり、「12時」という意味も変わっていることを表現していると考えられます。時計は、時間を計る道具にしか過ぎないから、別に12の位置に8があったって構わないわけです。フランクミュラーは、つまりクレイジー・アワーズは時間の意味を考えさせる時計だ、というコメントを残しています。また、時間を発明したのは人間ですが、同時に時間によって行動や考え方を縛られています。
フランク・ミュラーの時計を手に入れるのには、いくつかの方法が存在します。まず、最も確実で安心な方法は、直営店で購入することです。メリットは、真性の本物を手にすることができるということです。ブランド品の偽物が横行する中で(もちろん重い犯罪です)、本物の保証といえば、やはり直営店でしょう。しかし、直営店まで足を運ぶのが困難な人もいますので、次の方法は販売代理店での購入です。代理店とは言え、正規代理店であれば、偽物をつかまされるなどという可能性は全くありません。しかし、こうした店舗では、値引きが全くといっていいほどされません。本物の価格には、本物なりの理由がありますから、仕方のないことですが、それではあまりにも敷居が高すぎます。フランクミュラーが一流のブランドだという証でもあるんですが。そこで、中古品を入手するという方法もあります。価格において、正規価格から大きく値引きされた額で取引されているのは、非常においしい話と言えます。